こんにちは、よしと申します。今回は、音楽ど素人の私がノリと勢いでBGMを10曲作り、ちょっとしたマネタイズまでやってみた際の備忘録となっております。
クオリティはさておき案外それっぽいものが作れて楽しかったので、興味あるけど難しそうだしな…という人の何かの参考になれば幸いです。
※あくまで素人の趣味ですので、技術的な話ではなく使ったものや関連サイト、参考になるコンテンツの紹介等がメインになります。あしからず。
筆者のスペック
作曲してみたいなと思った時点での音楽関連の経験は以下のような感じでした。
- 実家にピアノがあり触っていたが習ったことはない。
なぜか小学校の校歌の伴奏をやったことがある。他にピアノ習ってる人なんてごまんと居ただろうに… - 時間はかかるが楽譜は一応読める。複雑すぎるやつは無理。
- 大学時代に南米音楽のサークルに所属していた。各種笛、弦楽器、打楽器など、見よう見まねで色々と体験した。
難しい曲でなければ一応楽譜をなぞることはできる。 - ゲームBGMが好きでよく聴いている(東方とかFFシリーズとかポケモンとか音ゲーとか色々)。
その流れでM3(音系・メディアミックス同人即売会)で発表される楽曲も聴くように。 - 音楽理論については聞いたことはあるけど何もわからん状態。1回本を読みかけて挫折した。
縁もゆかりもない、というほどではないものの音楽にしっかり向き合ったことはありません。聴くのは大好きなんですけどね。
動機
上で書いたように、私はゲームBGMの類が好きです。
同時に趣味でファンタジー世界っぽいイラストを描いたりしていたのですが、ふと「そういう世界のイメージBGMを作ってみたい」と思ったことが作曲に手を出した動機です。
些か唐突な気もしますが…。
準備物
DAW(DTMソフト)
とりあえずPCとDTMソフトがあればどうにかなるはず、ということでまずはこちら。
私はWindowsのPCを使用しているので、一番情報の多そうなCubaseを選びました。
無料ソフトでもよかったかもしれませんが、情報が出てきやすいというのもメリットですし個人的には買って損はなかった気がしています。
CubaseにはPro・Artist・Elementsと種類がありますが、比較は以下のサイトが分かりやすかったのでそちらをご覧ください。
Cubase 13 シリーズ比較:グレードごとの違いと選び方について(music-rs.com)
Mac使いだったらGarageBand(無料)でもよかったな…と思っています。
MIDIキーボード・オーディオインターフェース等について
色々なサイトに要るようなことが書いてあったのですが、本当に要るか??となり一旦購入を見送りました。一番大きな理由としては、作りたい曲をイメージできる程度に楽器を操る能力がなかったことです。
私は現状、楽譜と手の動きをリンクさせて暗記する、という過程を踏まなければ曲らしいものを奏でることができません。もっと言えば、自分が今発している音が何なのかも正直よくわかっていないのです(このように手を動かすと楽譜通りの音が鳴る、というレベルの認識)。
この状態で作曲用にキーボードを買ったとて、宝の持ち腐れになるのが目に見えています。サークル活動の関係でギターは持っていましたが、作曲に活かせる気はしませんでした。
…まあ結局、これとは関係なく鍵盤を練習したくなってMIDI対応のキーボードは買ってしまったのですが、未だにオーディオインターフェースは買わずじまいになっています。
そんなわけで、今回の10曲はマウス打ち込みだけで作った曲になります。なおループ素材もよく分からなくてほとんど使えてません。最初はそんなもんだよな…ということにしておきます。
参考にしたコンテンツ
音楽理論もコードも何も理解しておらず流石にこれではどうしようもないなと思ったので、Youtubeで初心者向け動画を漁ることにしました。大変お世話になったのがこちらの動画。
めちゃくちゃ分かりやすかったです。よく分からないモノだった各種用語が、とりあえず聞いたことがあって確かこういうものだったな、と思えるくらいになりました。
合わせてこちらの動画も大変参考になりました。
これ以外の動画も色々と参考にさせていただきました。
家にいながら無料で高品質なコンテンツで学べるのは本当にありがたいことです。
細かいテクニック類に関しては、実際やってみないことには必要なものも分からないため、ここでは一旦置いておくことにしました。
実際に作ってみた
実際に勢いで作ってみた10曲がこちら。
ついでに(?)オルゴール風アレンジも作ってみました。なかなか楽しかったです。
9割方、鼻歌で作ったメロディにコードを後付けする形で作りました。
曲の構成やリズムなどは学生時代に触れていた南米音楽に強めの影響を受けている気がします。というか演奏したことのあるジャンルがそれしかない、というだけですが…。
それを思うと、メロディから作りがちなのはサークルで笛吹きだったからかもしれません。
何はともあれ、当初の「創作世界のイメージBGMを作ってみる」という目的については達されました。ひとまず満足。
まだ作りたい曲はあるので、また気が向いたら色々と勉強して作ってみたいです。
マネタイズについて
色々調べるだけ調べたので、マネタイズできる可能性のあるものを簡単にまとめておきます。
ここでは簡単な紹介に留めておきますが、色々な方が分かりやすくまとめて下さっているので、気になるものがあれば調べてみてください。
ニコニ・コモンズ
ニコニコ様が運営している素材配布サービス。音楽に限らず、画像や動画など色々な素材を登録できます。
素材がニコニコ投稿動画に使用され、かつ使用者に親作品として登録してもらえると、その動画の視聴数などに応じて収益が発生するような仕組みになっているようです。
かなり気軽に使えて、かつ見てもらいやすいという理由で私はこちらを利用しています。
もしよければ見ていってください↓
筆者のニコニ・コモンズライセンス一覧(https://commons.nicovideo.jp/users/upload/51599491)
登録方法等は登録したのが昔すぎて忘れてしまった()のですが、こちらのサイトが大変わかりやすかったです。
ニコニ・コモンズでBGM素材を配布してみる!登録と収益化の流れをご紹介│りきやの音楽室
素材がダウンロードされたり動画に使用されたりすると、画像のような感じでこちらからも分かるようになっています。自分が作った曲を誰かが使ってくれるというのはそれだけでも嬉しいものがありますね。

実際発生した収益はこんな感じ。

微々たるものではあるのですが、やはり何とも言えない嬉しさはあります。曲を使ってくれた上にわざわざ親作品登録してくれた人、本当にありがとう。
Youtube
広告収入を得るにはチャンネル登録者数1,000人かつ、動画の過去365日間における総再生時間が4,000時間以上orショート動画の過去90日間の視聴回数が1,000万回以上という条件があるため、地道に続けていく必要があります。
マネタイズは置いておいて高評価とかコメントとか貰えると嬉しいですし、作ったものを誰かに聞いてもらいたいなら投稿して損はないと思います。
BGM配布サイト
- DOVA-SYNDROME(無料のBGM配布サイト)
- Audiostock(有料のBGM配布サイト)
こちらは登録時や曲公開時に審査があります。
私も利用していないので詳しくは分からないのですが、以下のサイトなどが分かりやすいかと思います。
フリーBGMサイト「DOVA-SYNDROME」に登録する4つのメリット | Радужная Мелодия
【Audiostock攻略】これからAudiostockを始めようと思っている方へ | ともりのたいらな話
個人サイト
個人サイトでの楽曲配布を行い、そのサイトにAdsenseなどの広告を貼ることで広告収入を得る、という形になるかと思います。ただ、最初は見つけてもらうことがかなり難しいように思います。Youtubeなど他の場所からの流入があればいいのかもしれません。
魔王魂様(魔王魂 | 無料で使える森田交一の音楽)などが有名かと思います。
おわりに
今回は、音楽ど素人の私が勢いでBGMを10曲作ってみた話でした。専門的なことはひとつも分からないけど作曲楽しい。
何も知らない状態からでも、とりあえずやってみるのは楽しくていいなと思います。今後も思い立ったが吉日の気持ちで、色々と手を出してみたいですね。
それでは今回はこの辺で。読んでいただきありがとうございました!
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