VESA非対応液タブで(無理やり)Amazonベーシックモニターアームを使ってみた話。

買ってよかった
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こんにちは、よしと申します。
液タブを購入して2年ほど、ようやくモニターアームを導入したので、感想や注意点について書いていきたいと思います。

※VESA非対応(モニターアーム固定用の穴がない)モニターな上、それを解決するためのモニター固定用製品に厚みが対応していない、という何も合っていない状態でも案外快適に使えてるよ!的な少々特殊なレビューです。予めご了承ください。
一応ですが、総合的にちゃんと満足しています。

購入したモニターアーム

Amazonベーシックのモニターアームを購入しました。

色々な方がレビューで良い評価を付けていたことと、失敗してもまあいいかと思えるくらいの価格(2,500円くらい)だったことからこちらを選んだ次第です。

モニターアーム導入のメリット

  • 身体に合わせて角度を変えられる
  • モニター下の空間を活用できる
  • 非使用時の置き場になる

主には上記の3点でしょうか。

私は元々強めの肩凝り持ちであり、液タブを机に直置きして絵を描いていると肩周辺がかなり辛いです。結局PCのモニターを見ながら板タブのように使用することが多くなっていました。宝の持ち腐れです。
台座の設置も考えましたが、そうなると机の広さの関係上、机の買い替えが必要でした。

その辺りを色々検討した結果、浮かせてスペースを節約しつつ角度調整も自由にできるモニターアームの導入を決めたわけです。

VESA非対応(アームを取り付ける場所がない)モニターの場合

さて、上で紹介したモニターアームはVESA規格の穴があるモニターにしか対応していません。
VESA非対応の液タブを使っている絵描きは直置きのまま使うしかないのか…?と思ったのですが、ちゃんと解決策がありました。

それがこちら。

VESAマウントにモニターを留めるための補助具が付いたもので、これを取り付けることで多くのモニターをアームに設置することができるとのこと。

ちなみに私が使用しているVESA非対応液タブはこちら。

モニター設置手順

全体的な注意点

Amazonベーシックのモニターアームですが、可動部が全体的にかなり固いです。
組み立ててからでは動かしにくいため、開封後に全ての可動部を一度動かしておくことをお勧めします(一度動かすとその後はわりとスムーズに動く)。

また、モニターの角度を変える部分が少々曲者でした。
説明書には何も書かれていませんが、側面のカバーを外し、その下のネジを緩める必要がある(矢印の部分)ようです。緩めずに角度調節部分を動かそうとしても全く動きませんでした。

私はよく分からぬままに固すぎる可動部と2時間ほど格闘した後、Amazonのレビューに助けられました。もう少し説明書が親切だと良いのですが…。

以下手順です。

①モニターアームにマウントホルダーを取り付ける

アーム側の取り付け部の縦横を間違えないように注意(間違えた人)
上下それぞれネジを1本留めるか2本留めるかで、モニターの形に合わせてマウントホルダーの角度を調整できます。

②マウントホルダーにモニターを取り付ける

ここでトラブルが発生しました。詳しくは下で説明しますが、一旦ここでは飛ばしてとりあえず取り付けできたことにしておきます。

③机にモニターアームの支柱を取り付ける

机は平らな方がいいと思いますが、写真のような机でも固定はできました。
今の所特に問題なく使用できています。

④ ②を支柱に取り付ける

ここの金具もなかなかに固かったです。

トラブル:液タブの厚みが足りない

対応するモニターの厚みを完全に読み飛ばしていた私が悪いのですが、液タブが留め具に対して薄すぎて固定ができませんでした。
よく見ると「奥行26.5mm~65mm」と書いてあるのですが、そこまで分厚い液タブはあまり見ませんし、用途として考慮されていなさそうな気もします。残念。

結局私の場合、留め具での固定はできないまま角度変更可能な台座として使用しています。
設置した見た目は写真のような感じで、下の留め具に乗せている状態です。本来はその留め具で固定できるはず。

地震などを考慮すると、せめてマウントホルダーと液タブの間に滑り止めくらいは付けた方が良いかもしれません。このままだと横向きに滑り落ちる可能性があり、少々危険です。

とはいえ、とりあえず使用可能な状態にはなりました。最重要だった「液タブの角度を変えることで首・肩周辺への負担を減らす」という目的は達成されましたし、メリットに上げた「モニター下の空間活用」「非使用時の置き場にする」という用途としても十分です。
組み立て時はちょっと大変でしたが。

所感

モニターアーム本体については、取説が不親切寄りであることを除けば特に気にするべき点はなかったように思います。取説ではなくレビューなどを読んだ方が困ったときの対応には役立ちそうでした。

そしてマウントホルダーですが、液タブでは多くの場合付属の留め具に対応していないと思われるため注意。まあ他の厚みに対応した類似商品が見当たらなかったので、どうしようもないと言えばそれまでですが…。
私のように、角度変更用の台座として使うのであれば検討の余地は十分あると思います。

おわりに

色々ありましたが、何だかんだお絵描きが快適になったのでモニターアームお勧めだよ!というお話でした。はじめから液タブがVESA規格対応のものであれば、こんなに色々考えなくてよかったんですけどね。

直置きはちょっと辛いけど台座置く場所もないし、VESA穴もないし…という私のような方がもしいたら、参考にして頂ければと思います。いるかなそんな人。

それでは今回はこの辺で。

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